フォーディレクションとセンター

sunface秋分を過ぎ、個展「A Song of Twin Suns」の開催まで約一カ月、連日の雨でお肌が潤って良い感じですが、そろそろ太陽と青空が恋しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

昨日、インディアンジュエリーのデモンストレーションを拝見させていただきました。
とっても貴重な機会で、しかもちょっとだけお手伝いもさせていただけて、本当に素敵な体験をさせていただきました。
そして、彼の語る言葉も、あらためて、私を“ここ”にいさせてくれるものでした。
お話ししてくれた中からメモ程度ですが、一つ書きたいと思います。

フォーコーナー(ディレクション)、つまり東西南北をまず知ることが大事だと(彼はナバホ族の方で、東がとても大事で、家の玄関は必ず東向きなのだそうです。デモンストレーションの間は、東にセレモニーの時にも使う羽根を置いていました。)、そして、センター、つまり中心は常にここにあると言って自分の胸のあたりを指しました。

世界の中心は、自分の中にある。

よく聞く言葉ですが、一歩間違えれば、自己中心的な人になってしまいます。でも、東西南北、地球を、そして宇宙をしっかりと感じていれば、身勝手なことはできないし、オレ様面は、なんてつまらなくてダサいことだと思うのではないでしょうか。自己中な人は、とても弱く見えます。恐いから大声を上げているのではないかと感じます。強い風が吹いたら、ポキッと折れてしまいそうです。
でも、本当に全体と中心を知っている人は、とても穏やかで、ユーモアを言えるほど余裕があって、強い風が吹いてもビクともしない強さを感じます。
フォーコーナーとセンターを意識すると、グッと“ここ”を感じます。本当の強さを知ることができます。どこにいても“道”に迷うこともなく、トラブルが起きても、一呼吸して落ち着いて対応できるようになれるのではないでしょうか。

私も、製作中は世界との壁が無くなりますが、それ以外の時間には、まだ世界との間に壁を作っていると感じることがあります。社会の中で生きるには、そうした方がいいのかなと思ったこともありましたが、やっぱり、壁の無い状態の溶け合った感じ、あの開放感と一体感の気持ちの良さ、その美しさと強さは圧倒的です。
もう壁の無い社会になろうとしていると感じないでしょうか? 壁は限界にきていると感じているのではないでしょうか?
壁を作ったのは、私たち。そして、壁を壊せるのも、私たちです。

フォーディレクションとセンター。
私も、もう一度しっかり意識をして、個展の準備にかかりたいと思います。
書き下ろしの物語があると書きましたが、7編の短い物語が書き上がりました。現在、一冊の本の形に製作中です。明日、その中から一足先に一編、投稿記事でアップしたいと思います。
その他のオリジナルグッズの詳細は、来月になりましたら、個展「A Song of Twin Suns」のページでアップいたします。

それでは、また。

実りの秋、たわわに実りますように。