象牙の塔の扉を開けて

sunset3日に日に空高く、色づく実に秋の深まりを感じる今日この頃、個展「A Song of Twin Suns」開催まで、一週間となりました。

振り返ると、前回の個展から4年が過ぎていました。世界の様子も大きく変わりゆく中、みなさんは、どんな4年間を過ごされていたのでしょうか?
私は、ほとんど人に会うことなく過ごしてきましたが、違った形での多くの出会いと、ここで学んだことは、とても大きなもので、それは、どんどん視界が開けていき、世界がますます輝き返してくれる。そんな体験をする日々でした。

私が学んだことは、力を使おうとすると疲れるけど、力そのものになれば疲れることはないってこと。許すことのできる人は、とても強いってこと。何かをすることよりも、どう在るかってことが大事だってこと。世界に影響を与えない人などいないってこと。すべてが関係し合っているってこと。完全な不完全と、そこにある自由と平等について。そして、“それ”について。
・・・もっと詳しく言葉で書こうとしたら、膨大なことになるので、過去の記事を読んでいただけたらと思います。でも、こうしてたくさんの記事を書いてきたけれど、私が知ったことは、結局、言葉で説明できないことです。だた、「そうか。」とわかっただけで、それを説明しようとすればするほど、どんどん離れていってしまうような気がします。上手く言おうとか、そんな想いも込めてしまったら、また離れてしまいそうです。なぜって、それは、言葉を超えた、例えるものの無い、思考を超えたところにあるからです。
そして、それは、特別な事じゃなくて、誰もが知ることのできることで、私もこれまでのことを振り返ったり、何気なくやっていたこと、普段の生活でいつもやっていることを注意深く見てみたりして分かったことだから、“それ”を知ったときは、それさえも超えたところでだったけど、特別な方法は無いし、新たに知ることじゃなくて、知っていることをただ知ることだから、もう書かなくてもいい時が来ることを願っています。これは、今だからじゃなくて、何百年も前から、いや何千年も前から、私たちが伝えてきたことだから。
当たり前が、当たり前になるように。・・・・・いや、もうそうなってるかな? この変化は、誰かの派手なパフォーマンスによって起きるのではなく、それぞれの中で起きることだから。

これから、どんな風景を見られるのか、とても楽しみです。そして、またみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

 

それでは、また。

変化を恐れずに、新たなビジョンの種まきを。