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崩壊と開放

“私”を 深く深く探っていくと
“私”が バラバラになって 消えてしまうのではないかという
予感の壁に当たる
“私”が 無くなるという感覚
それは 不安と恐怖
その先へ進むのをためらい 引き返したくなる

消えてしまうなんて嫌だ!
“私”は“私”でありたい!
でも・・・
あの先には 何があったのだろう?

“私”に 深く深く潜っていくと
“私”が フッと消えて どこにも存在しなくなるのではないかという
予感のベールに触れる
“私”が 無くなるという感覚
それは 歓喜と郷愁
その先へ手を伸ばし 一気に飛び込みたくなる

“私”が“私”であるために “私”を頑張って作っていたんだ!
“私”を知らないように “私”が壁を創り上げていたんだ!
“私”は“私” 決して消えて無くなりはしない!

崩壊と開放は 同時に起きる

外側にあった世界が どっと 内側に入ってくる
別々に見えていたものが 一つに見える
“私”が“私”に溶け込み “私”になる

崩壊と開放は 同時に起きる

さあ “私”に飛び込もう
恐れることはない

“私”は ずっと ここにいる

崩壊と開放は 同時に起きる

さあ “世界”を抱きしめよう
恐れることはない

新しい世界は もう ここにある

 

 

「バース・クライ The Birth Cry of the New World:第九章」より「僕らは何色?」

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青色で 空を描こう
緑色で 草原を描こう
黄色で 花を描こう
赤色で 林檎を描こう
白色で 陽だまりを描こう

ねえねえ 僕らは 何色かな?
僕らは 透明さ

青色で 海を描こう
緑色で 森を描こう
黄色で 星々を描こう
赤色で 足跡を描こう
黒色で 夜を描こう

ねえねえ 僕らは 何色かな?
僕らは 暗闇さ

青色で 雨を描こう
緑色で 雨を描こう
黄色で 雨を描こう
赤色で 雨を描こう
虹色で 涙を描こう

ねえねえ 僕らは 何色かな?
僕らは 輝く透明な虹色の暗闇さ

(2019.04 改訂版)

 

― writing: 「バース・クライ The Birth Cry of the New World」より抜粋

 

 

「惑星<雨>:13.大いなる気づき」より「ファーベルと共に空を見上げる」

planet-rain「何も見えないね。」 ソラが言った。
「あるよ。」 ファーベルが言った。
「空が。そして、その向こうには、星々があるわ。」 ヴィーゼが言った。
「宇宙。」 ファーベルが言った。
「そして、私たちも、私たちがいるこの星も、宇宙の中にあるわ。」 ヴィーゼが言った。
「宇宙は、どこまで続いているんだろう?」 ソラが言った。
「答えは、アナタの中に。」 ファーベルが言った。
「宇宙にも、中心があるのかしら?」 ヴィーゼが言った。
「答えは、アナタの中に。そして、今ここに。」 ファーベルが言った。
「僕の中心。」 ソラが言った。
「私の中心。」 ヴィーゼが言った。
「そこは、はじまることもおわることもない。」 ファーベルが言った。
「僕らは、そこから来たんだろうか?」 ソラが言った。
「その問いが来たところから。」 ファーベルが言った。
「僕は・・・。」
「私は・・・。」
「すべては・・・。」

 

― writing: 「惑星<雨>」より抜粋