私には 見たい世界がある

“壁がある” ということを知っている人は
壁を壊し 外へ出ることができる
“壁がある” ということを知らない人は
壁を壊すことも 外へ出ることもない
自分のいる世界がすべてだと 疑うことがないのだから

どちらが 幸せだろうか
壁の外が 安全だとは 言い切れないのだし
そもそも 安全とは 何なのだろう
誰にとっての 安全なのか

それでも 私は 壁を壊して その向こうへ行くだろう
だって 私は 生きているのだから
私は これからも 創り上げていくだろう
だって 私は 世界と共にありたいから